タイトルの「読んでから見るか、見てから読むか」。
お若い方以外なら、聞いたことあるフレーズでは?
これは、かつて森村誠一氏原作の『人間の証明』が映画化されたときに使われたキャッチコピー。
1977年(昭和52)のことです。

読んでからか、見てからか、というのは、今も変わらぬテーマですね。
マンガ⇒アニメ⇒実写映画とか、
小説⇒演劇⇒テレビドラマとか。

それは、宝塚歌劇も同じです。
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※夕暮れ時の宝塚大劇場

原作は読まないで観劇を楽しむ、という人もいれば、読んでから観劇するわ、という人も。
観劇後に原作を読んでみたくなって…という人もあり。

さて、ただ今宝塚大劇場で上演中の星組公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』(もう一つはレビューもの)は、原作が並木 陽「斜陽の国のルスダン」というものらしく。

最近だと、雪組の『蒼穹の昴』は、浅田次郎の原作
宙組の『High&Low-THE PREQUEL-』は、原作がHI-AX
と、いわば名の知れた有名どころ、なのですが、並木 陽…存じ上げないし(すみません)、ググっても、なかなか出てこず。

星組公演のチケットを幸運にも手に入れたスタッフとしては、できれば「読んでから観る」をしたい!

あれこれ探していると、作者ご本人のものと思われるTwitterを発見!
キャプチャ
Twitterより引用

出版される!
それは予約せねば!

と、予約して手に入れたのがコチラ↓IMG_2913
やった!

読みました。
なんというか、まったくジョージアという国のこと、言葉も歴史も知らないので、最初はかたい頭に内容が入りませんでしたが……読み進めるうち、本当に泣けるお話で…宝塚にぴったりのお話だと思いました。

今まで知らなかった新しい作家を知ることができたののも、うれしい出会いです。

さて、皆さんはいかがですか?
読んでから見るか、 見てから読むか…。 

以上、宝塚と周辺の情報も発信する宝塚コミパ通信(KI)でした。