宝塚の巡礼道を訪ねて中山観音駅から山本、そしてゴールは高碕記念館まで歩いて来ました出発は阪急中山観音駅です。とてもいいお天気、お散歩日和です

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先ずは、中山寺にお参りへ、七五三のお祝いのご家族が何組もいらっしゃっていました。晴天で良かったですね。
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阪急中山観音の線路沿いの道を東へと進みます。宝塚市道1001号線になり、静かな住宅街です。
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信号を渡ると、春には枝垂桜が綺麗な公園があります。左手に見ながら進みます。
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天神川を渡ります。
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こちらは、天満神社です。藤原道真公が祀られています。地元では「西の宮さん」の名前で呼ばれているそうです。
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隣にあるのは、黒光稲荷神社です。一位樫の巨木が立ち、行基が杖で投げ飛ばしたと伝えられている「行基の投石」があります。
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正念寺です。
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「みぎ常念佛道 すく中山道」の道案内があります。
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こちらは、陽春園植物場です。植木のまち・宝塚、冬から春にかけての花など園内はとても華やかです。ゆったりとくつろげるカフェもあります
以前の記事はこちら↓
陽春園植物場
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陽春園植物場のポストの横にある道案内。まち歩きの時には、とても役に立ちます
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次に訪れたのは松尾神社です。一位樫のある境内は自然環境保全地区に指定されています。鎮守の森は、心地よく落ち着く空間ですね。地元では、「東の宮さん」と呼ばれ、西の宮さんの天満神社と共催でだんじり祭が行われます。祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)と坂上田村麻呂公です。
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松尾神社を過ぎると、また道案内がありました。阪急山本駅まで300mと書いてあります。
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【植木のまち・宝塚は三大植木産地の一つです】
こちらは、阪急山本駅前にある「木接太夫(きつぎたゆう)の彰徳碑」です。山本地区は三大植木産地(福岡県久留米市・埼玉県川口市・兵庫県宝塚市)として知られています。山本出身の坂上善太夫は、接ぎ木の技法を確立させた人で、豊臣秀吉から「木接太夫」の称号を与えられ、その業績を讃える碑です。植物学者の牧野富太郎も何度か宝塚を訪れています。植木のまち・宝塚、緑が多いまちは住民にとっても誇りの一つですね。
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「巡礼街道」と書いてある綺麗な標識もありました。
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阪急山本駅南信号を東へ向かいます。宝塚市道3991号線です。
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【ヴォーリズ建築の高碕記念館、お庭からの眺めは最高です♪ 】
176号線を歩き、東へと進み平井車庫を右手に見ながら、雲雀丘方面へ。阪急雲雀丘花屋敷駅の手前から坂を登り、ゴールと決めていた「高碕記念館」が見えて来ました。
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快晴に映える「高碕記念館」は、1923年ウィリアム・M・ヴォーリズの設計により建築された国登録有形文化財です。
前回訪れた時の記事はこちら↓
高碕記念館の記事
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企画展「諏訪邸・高碕記念館の百年」を開催中です。
会期は12月17日(日)まで。※予約不要です。
企画展2

企画展の一部です。東洋製罐株式会社を設立した高碕達之助は、生き物や自然を愛し、当時では珍しいワニやニシキヘビを飼っていたそうです。剝製などもありました。※企画展以外の見学には予約が必要です。
詳しくはこちら↓
高碕記念館

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巡礼道から高碕記念館までのお散歩は、高低差がなかったので足元も軽く、楽な道のりでした。歩数は1万歩、6㎞、上った階数は15階と表示されていました。歴史を感じながらのお散歩、おすすめします。

以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信 TAでした。

【スタート地点】
阪急中山観音駅
兵庫県宝塚市中山寺1-13