宝塚で唯一営業している銭湯
宝塚は温泉のある街としても知られていますが、その昔、市内には銭湯も数軒あったそうです。スタッフが知るところでは、旭町にあった「荒神温泉」! けれど、こちらも2014年に閉業されてしまいました。
そして現在、市内にはスーパー銭湯や温泉、岩盤浴などなどの施設がありますが、いわゆる王道の、昔ながらの銭湯という意味では、唯一現存&営業しているのが、小林と仁川の間あたり、大成町交差点近くにある『ほっこり湯』です。
以前は『わかくさ湯』というお名前だったそうで、こちらはずいぶんと歴史があったようです(はっきりとはしませんが、明治の頃には既にあったとか?!)。10年ほど前にお名前を『ほっこり湯』に変え、今も営業を続けてくださっています。
実は先月、スタッフが夕方の早い時間に前を通ったところ、入口付近に自転車がたくさん止まっていました。今は家にお風呂がある家も多いだろうに、こんなにお客さんが?!…となると、どんな銭湯なのか、中も気になりますよね!
そこで今回は、オーナー様に図々しくお願いしてみたところ、営業前に中を撮影させていただけることになりました~ありがとうございます!
まず注目はこちらの暖簾。昨年、改名10周年を迎えられたそうで、それを記念して新調したものだそう。「10th Anniversary Public Bath HOKKORI-YU」の英文字も入っています。
では、銭湯のなかへいざ潜入~!
この暖簾をくぐると、左が男湯、右が女湯の入口になっていて、正面には券売機があります。現在は、大人350円、学生(大学生・高校生)は250円、中人(小学生・中学生)は150円、小人80円となっています。
下足箱もたくさん並んでいます。スタッフは一応女性なので、撮影だけですが女湯のほうから入れていただきますね~。
入口のドアを開けると、すぐそこに番台があります。入浴料を現金でなく、PayPay やauペイ、LINEペイ、はばたんペイなどのスマホ決済にする場合はこちらで。入浴料もスマホ決済できるとは現代風ですね!
脱衣所&休憩所は、思っていた以上にかなり広い! この懐かしい昭和レトロな雰囲気はやっぱり落ち着きます。そしてきれいに掃除されていて、清潔感もあるので気持ちいいですね。ロッカーはもちろん、マッサージチェアや自動販売機も完備。
洗面台には、ドライヤーなども自由に使えるように用意されています。
人気の“サ活”も無料でできる
こちらは女湯(男湯も同じ構造とのことです)。天井も高く、洗い場も広くて開放感があります! 手前でかけ湯ができるようになっているのも清潔でいいですね。
天井が一部、明かり取りの窓になっています。この日はお昼過ぎにお伺いしたので、太陽の光が入って気持ちよさUPでした。
メインの浴槽にはぼこぼことお湯が沸いています。桶をお借りしてお湯に触れてみましたが、これがいい~あんばいの温度! 思わずドリフの歌を口ずさみたくなります(笑)。
奥には、なんと「でんき風呂」もあります。
懐かしい風合いの看板も。“ピリピリと心地よい電気”…気になる! 試してみたいですね!
そして、こちらにはスチームサウナ&水風呂もあり、今、ブームの“サ活”も気軽にできるんです。ここ数年、お客さんたちにはこのサウナが大人気なのだそう。
中は腰掛けもあり、けっこうな人数が同時に入れそうなスペースになっていました。
取材した時のサウナ室内の温度計はこちら。56℃くらいでしょうか?
女湯撮影の後に、男湯の方も少しだけお邪魔させていただいたのですが(もちろん営業時間前ですよ!←当たり前)、男性のお客様のなかにはサウナの後などにこちらの外気に触れられるスペースで「整われる」方もいらっしゃるそうです。
ちなみに“サ活(サウナ活動)”とは、単純にサウナに入ることだけをいうのではなく、サウナ→水風呂→外気浴(休憩)という温冷交代浴することを“サ活”と呼ぶんだそうです。こちらには水風呂も外気に触れるスペースもありますから、“サ活”をするにはうってつけですね。
そして入浴料自体もお安いのに、こちらのサウナをはじめ、マッサージチェア、ドライヤーなどもすべて追加料金なしの無料で使えるというのは、ありがたいサービスです。
老若男女“ほっこり”できる社交場
「毎日通ってこられる方もいはるし、年配の方からご家族連れ、あと若い学生さんもけっこう来てくれはるねぇ~」と教えてくださったのはお掃除やボイラーなども担当されて10年目という細田さん(左)。
「小っちゃい子には帰る時にこうやって飴をあげたりするのよ~」と番台の奥から飴入れを見せてくださったのは和倉さん(右)。こちらで働き初めて40年!の番台を守る大ベテラン。
10周年を迎えた昨年には無料入浴券付きの記念カレンダーを配ったり、バレンタインデーにはチョコを配ったりと、入浴以外の楽しいイベントも開催しているそうです。
昔懐かしい、まさに“ほっこり”気分を味わえるアットホームな銭湯でした♪ ご協力ありがとうございました!
以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした!
ほっこり湯
兵庫県宝塚市大成町7-15
070-2822-4254(営業時間のみ)
13:00〜22:00(入場〜21:30)
※日曜のみ12:00〜22:00
年中無休
駐車場あり
宝塚は温泉のある街としても知られていますが、その昔、市内には銭湯も数軒あったそうです。スタッフが知るところでは、旭町にあった「荒神温泉」! けれど、こちらも2014年に閉業されてしまいました。
そして現在、市内にはスーパー銭湯や温泉、岩盤浴などなどの施設がありますが、いわゆる王道の、昔ながらの銭湯という意味では、唯一現存&営業しているのが、小林と仁川の間あたり、大成町交差点近くにある『ほっこり湯』です。
以前は『わかくさ湯』というお名前だったそうで、こちらはずいぶんと歴史があったようです(はっきりとはしませんが、明治の頃には既にあったとか?!)。10年ほど前にお名前を『ほっこり湯』に変え、今も営業を続けてくださっています。
実は先月、スタッフが夕方の早い時間に前を通ったところ、入口付近に自転車がたくさん止まっていました。今は家にお風呂がある家も多いだろうに、こんなにお客さんが?!…となると、どんな銭湯なのか、中も気になりますよね!
そこで今回は、オーナー様に図々しくお願いしてみたところ、営業前に中を撮影させていただけることになりました~ありがとうございます!
まず注目はこちらの暖簾。昨年、改名10周年を迎えられたそうで、それを記念して新調したものだそう。「10th Anniversary Public Bath HOKKORI-YU」の英文字も入っています。
では、銭湯のなかへいざ潜入~!
この暖簾をくぐると、左が男湯、右が女湯の入口になっていて、正面には券売機があります。現在は、大人350円、学生(大学生・高校生)は250円、中人(小学生・中学生)は150円、小人80円となっています。
下足箱もたくさん並んでいます。スタッフは一応女性なので、撮影だけですが女湯のほうから入れていただきますね~。
入口のドアを開けると、すぐそこに番台があります。入浴料を現金でなく、PayPay やauペイ、LINEペイ、はばたんペイなどのスマホ決済にする場合はこちらで。入浴料もスマホ決済できるとは現代風ですね!
脱衣所&休憩所は、思っていた以上にかなり広い! この懐かしい昭和レトロな雰囲気はやっぱり落ち着きます。そしてきれいに掃除されていて、清潔感もあるので気持ちいいですね。ロッカーはもちろん、マッサージチェアや自動販売機も完備。
洗面台には、ドライヤーなども自由に使えるように用意されています。
人気の“サ活”も無料でできる
こちらは女湯(男湯も同じ構造とのことです)。天井も高く、洗い場も広くて開放感があります! 手前でかけ湯ができるようになっているのも清潔でいいですね。
天井が一部、明かり取りの窓になっています。この日はお昼過ぎにお伺いしたので、太陽の光が入って気持ちよさUPでした。
メインの浴槽にはぼこぼことお湯が沸いています。桶をお借りしてお湯に触れてみましたが、これがいい~あんばいの温度! 思わずドリフの歌を口ずさみたくなります(笑)。
奥には、なんと「でんき風呂」もあります。
懐かしい風合いの看板も。“ピリピリと心地よい電気”…気になる! 試してみたいですね!
そして、こちらにはスチームサウナ&水風呂もあり、今、ブームの“サ活”も気軽にできるんです。ここ数年、お客さんたちにはこのサウナが大人気なのだそう。
中は腰掛けもあり、けっこうな人数が同時に入れそうなスペースになっていました。
取材した時のサウナ室内の温度計はこちら。56℃くらいでしょうか?
女湯撮影の後に、男湯の方も少しだけお邪魔させていただいたのですが(もちろん営業時間前ですよ!←当たり前)、男性のお客様のなかにはサウナの後などにこちらの外気に触れられるスペースで「整われる」方もいらっしゃるそうです。
ちなみに“サ活(サウナ活動)”とは、単純にサウナに入ることだけをいうのではなく、サウナ→水風呂→外気浴(休憩)という温冷交代浴することを“サ活”と呼ぶんだそうです。こちらには水風呂も外気に触れるスペースもありますから、“サ活”をするにはうってつけですね。
そして入浴料自体もお安いのに、こちらのサウナをはじめ、マッサージチェア、ドライヤーなどもすべて追加料金なしの無料で使えるというのは、ありがたいサービスです。
老若男女“ほっこり”できる社交場
「毎日通ってこられる方もいはるし、年配の方からご家族連れ、あと若い学生さんもけっこう来てくれはるねぇ~」と教えてくださったのはお掃除やボイラーなども担当されて10年目という細田さん(左)。
「小っちゃい子には帰る時にこうやって飴をあげたりするのよ~」と番台の奥から飴入れを見せてくださったのは和倉さん(右)。こちらで働き初めて40年!の番台を守る大ベテラン。
10周年を迎えた昨年には無料入浴券付きの記念カレンダーを配ったり、バレンタインデーにはチョコを配ったりと、入浴以外の楽しいイベントも開催しているそうです。
昔懐かしい、まさに“ほっこり”気分を味わえるアットホームな銭湯でした♪ ご協力ありがとうございました!
以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした!
ほっこり湯
兵庫県宝塚市大成町7-15
070-2822-4254(営業時間のみ)
13:00〜22:00(入場〜21:30)
※日曜のみ12:00〜22:00
年中無休
駐車場あり