快晴の空のもと、山本駅を出発~!
4月のお天気の良い日、山本駅からのハイキングコースへお出かけすることにしました。
コースは川西にある満願寺まで続くようですが、体力のないスタッフの最終目的地は最明寺滝!その道中にあるという「宝教寺」にもお参りするコースです。
出発は阪急山本駅。バスロータリーのある北口から、いざ出発~♪(ちなみに道中にお手洗いはなさそうなので、駅で済ませておきました!)
ハイキングコースの山道へ入るには住宅街を抜けるのですが、スタッフはスマホのマップアプリを頼りにこの駐車場の横道から住宅街を進みました。帰りは違う道に出たので、いろいろと進路はあるようです。
この日は朝から快晴! 気分よく住宅街を散歩気分でのんびり歩いていると、いきなり山道が出現! この辺りまでは車でも行けますが、歩くのが遅いスタッフでも10分ちょっとで来れました。
ここに本日の目的地のひとつ「宝教寺」の看板が。約3分とあります。え?もうあと3分で着いてしまうんですか? まだまだハイキングをしている気分にはなっていないのですが、これは予想以上に近いロケーション?
山道の横には川が流れています。最明寺滝から流れてくる川なのでしょうね。川のせせらぎの音は本当に癒されます。時折、鳥たちのさえずりも聞こえたりして、心地よく木漏れ日の中をてくてく…。
赤い橋の先にある「宝教寺」
…と、本当にすぐ!看板にあった“赤い橋”が見えてきました。橋の手前で道が二手に分かれていますが、右に進むと最終目的地の最明寺滝に続くようです。まずはお寺へお参りに伺いますね。
こちらが本堂。「宝教寺」は、“朝鮮寺”、“韓寺”と呼ばれる韓国のお寺なので、日本のお寺とは少し雰囲気が違いますね。
そして、振り返った場所にあるこちらが山神堂。ネットの情報によれば、山神というのは韓国の伝統的な民間信仰だそうです。日本の鳥居がついています。
山神堂のそばには、李法善さんという方がこのお寺を創建されたと記された石碑もありました。
『七星堂』へ続く百段以上の階段
そして境内のなかには、もうひとつ気になる石門が。
門の下に立ってみて呆然……天に続くかの如く、果てが見えない&傾斜の厳しい&長~~~~~~~~~~~い階段が!ここは敢えての縦画面でお届けします! 思わず、昔に観た『天国の階段』というタイトルの韓国ドラマを思い出しました。本当に天まで届きそう…!
横に置かれた看板を見ると『七星堂』とあります。あとで調べてみたところ、これは韓国系のお寺に必ずといっていいほどあるものらしく、星神を中心に山神や海神などが祀られているとのこと。そして基本的に、「本堂よりも地理的に高い場所に設けられている」のだそうです…いや、にしても高すぎる!
一段目を踏み出すまでに、かなり迷いました…ただでさえ体力のないスタッフ…くわえて高所恐怖症なのです(涙)。
けれど『七星堂』がどんなものか?そして、そこからの景色がどんなものか? どうしてもこの目で見てみたい!そしてコミパ通信読者の皆様にお届けしたい!…えーいっ!
…階段の幅は大人ひとりぶんほどしかありません。手すりを頼りに、ただ足元だけを見て段数を頭のなかで数えて登っていきます。そして最後までそのまま一気に進めばよかったのですが…途中、半分ほどかな?という辺りで怖いもの見たさ、ちょっと振り返ってみたくなりました。
…ひいぃ~~~~~高いっ!と一瞬で振り返ったことを後悔。既に石門も見えません。もう登るしかありません。
そして息を切らしながら真っすぐな階段を登りきったところに念願の『七星堂』!…が、ない~~~!(涙) ほぼ100段のこの階段を登り切れば…!ひたすらそう信じて登ってきましたが、そこからまだもう少し先のようです。
階段のない道が岩肌を回り込むように少しあり、見上げたその先にようやく『七星堂』らしき建物の一角が見えました! 最後にもう少しだけ石積みの階段がありますが、あと一息と思えば足に力も入ります。
すると…そこで上から女性数人の声が聞こえました。え、先客が?!…この道幅では行き交えないのでは?! 大パニックです!!!
しかし先客の方々は山登りなども慣れていらっしゃるのか、上手に脇に避けてくださり、ヨロヨロしているスタッフに「お先にどうぞ~」「ゆっくりでいいですよ~」「大丈夫ですか~?」と声をかけてくださいました…命の恩人です!本当にありがとうございました!
異国情緒あふれるお堂と絶景
そして、汗だらだら、息ゼーゼー、足フラフラ…でようやく『七星堂』に到着です! 通常は建物全体がわかるように、少し離れたところから写真を撮りたいところなのですが…建物の周りにほぼ地面がない!という山の頂上…というか大きい岩盤?の上。ドローンでもない限り無理でした。
高所恐怖症なので立ち上がるのもドキドキ…、地面を這って『七星堂』階段に腰掛け、見上げての角度から、なんとか広角で写真を1枚!
カラフルな提灯が並んでいて、日本にはない独特の雰囲気のお堂です。なんだか突然、自分が異国にいるような不思議な感覚になりました。
そして前方を見ると…ところどころ桜も残る山あいから、遠ーくまで見通せる清々しい景色が広がっています!こちらは伊丹方面でしょうか? あまりの気持ちよさにしばらく風に吹かれながら見惚れてしまいました。このあたりは秋の紅葉もとてもきれいなようですね。
異国情緒あふれるお堂、そしてこの爽やかな景色…これが山本駅から数十分で来られる場所だというのも信じられないような感動的な経験になりました~。
山本でお気軽ハイキング<後編>最明寺滝編は明日お届けしますので、お楽しみに~♪
以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした!
宝教寺
兵庫県宝塚市切畑長尾山4-145
4月のお天気の良い日、山本駅からのハイキングコースへお出かけすることにしました。
コースは川西にある満願寺まで続くようですが、体力のないスタッフの最終目的地は最明寺滝!その道中にあるという「宝教寺」にもお参りするコースです。
出発は阪急山本駅。バスロータリーのある北口から、いざ出発~♪(ちなみに道中にお手洗いはなさそうなので、駅で済ませておきました!)
ハイキングコースの山道へ入るには住宅街を抜けるのですが、スタッフはスマホのマップアプリを頼りにこの駐車場の横道から住宅街を進みました。帰りは違う道に出たので、いろいろと進路はあるようです。
この日は朝から快晴! 気分よく住宅街を散歩気分でのんびり歩いていると、いきなり山道が出現! この辺りまでは車でも行けますが、歩くのが遅いスタッフでも10分ちょっとで来れました。
ここに本日の目的地のひとつ「宝教寺」の看板が。約3分とあります。え?もうあと3分で着いてしまうんですか? まだまだハイキングをしている気分にはなっていないのですが、これは予想以上に近いロケーション?
山道の横には川が流れています。最明寺滝から流れてくる川なのでしょうね。川のせせらぎの音は本当に癒されます。時折、鳥たちのさえずりも聞こえたりして、心地よく木漏れ日の中をてくてく…。
赤い橋の先にある「宝教寺」
…と、本当にすぐ!看板にあった“赤い橋”が見えてきました。橋の手前で道が二手に分かれていますが、右に進むと最終目的地の最明寺滝に続くようです。まずはお寺へお参りに伺いますね。
こちらが本堂。「宝教寺」は、“朝鮮寺”、“韓寺”と呼ばれる韓国のお寺なので、日本のお寺とは少し雰囲気が違いますね。
そして、振り返った場所にあるこちらが山神堂。ネットの情報によれば、山神というのは韓国の伝統的な民間信仰だそうです。日本の鳥居がついています。
山神堂のそばには、李法善さんという方がこのお寺を創建されたと記された石碑もありました。
『七星堂』へ続く百段以上の階段
そして境内のなかには、もうひとつ気になる石門が。
門の下に立ってみて呆然……天に続くかの如く、果てが見えない&傾斜の厳しい&長~~~~~~~~~~~い階段が!ここは敢えての縦画面でお届けします! 思わず、昔に観た『天国の階段』というタイトルの韓国ドラマを思い出しました。本当に天まで届きそう…!
横に置かれた看板を見ると『七星堂』とあります。あとで調べてみたところ、これは韓国系のお寺に必ずといっていいほどあるものらしく、星神を中心に山神や海神などが祀られているとのこと。そして基本的に、「本堂よりも地理的に高い場所に設けられている」のだそうです…いや、にしても高すぎる!
一段目を踏み出すまでに、かなり迷いました…ただでさえ体力のないスタッフ…くわえて高所恐怖症なのです(涙)。
けれど『七星堂』がどんなものか?そして、そこからの景色がどんなものか? どうしてもこの目で見てみたい!そしてコミパ通信読者の皆様にお届けしたい!…えーいっ!
…階段の幅は大人ひとりぶんほどしかありません。手すりを頼りに、ただ足元だけを見て段数を頭のなかで数えて登っていきます。そして最後までそのまま一気に進めばよかったのですが…途中、半分ほどかな?という辺りで怖いもの見たさ、ちょっと振り返ってみたくなりました。
…ひいぃ~~~~~高いっ!と一瞬で振り返ったことを後悔。既に石門も見えません。もう登るしかありません。
そして息を切らしながら真っすぐな階段を登りきったところに念願の『七星堂』!…が、ない~~~!(涙) ほぼ100段のこの階段を登り切れば…!ひたすらそう信じて登ってきましたが、そこからまだもう少し先のようです。
階段のない道が岩肌を回り込むように少しあり、見上げたその先にようやく『七星堂』らしき建物の一角が見えました! 最後にもう少しだけ石積みの階段がありますが、あと一息と思えば足に力も入ります。
すると…そこで上から女性数人の声が聞こえました。え、先客が?!…この道幅では行き交えないのでは?! 大パニックです!!!
しかし先客の方々は山登りなども慣れていらっしゃるのか、上手に脇に避けてくださり、ヨロヨロしているスタッフに「お先にどうぞ~」「ゆっくりでいいですよ~」「大丈夫ですか~?」と声をかけてくださいました…命の恩人です!本当にありがとうございました!
異国情緒あふれるお堂と絶景
そして、汗だらだら、息ゼーゼー、足フラフラ…でようやく『七星堂』に到着です! 通常は建物全体がわかるように、少し離れたところから写真を撮りたいところなのですが…建物の周りにほぼ地面がない!という山の頂上…というか大きい岩盤?の上。ドローンでもない限り無理でした。
高所恐怖症なので立ち上がるのもドキドキ…、地面を這って『七星堂』階段に腰掛け、見上げての角度から、なんとか広角で写真を1枚!
カラフルな提灯が並んでいて、日本にはない独特の雰囲気のお堂です。なんだか突然、自分が異国にいるような不思議な感覚になりました。
そして前方を見ると…ところどころ桜も残る山あいから、遠ーくまで見通せる清々しい景色が広がっています!こちらは伊丹方面でしょうか? あまりの気持ちよさにしばらく風に吹かれながら見惚れてしまいました。このあたりは秋の紅葉もとてもきれいなようですね。
異国情緒あふれるお堂、そしてこの爽やかな景色…これが山本駅から数十分で来られる場所だというのも信じられないような感動的な経験になりました~。
山本でお気軽ハイキング<後編>最明寺滝編は明日お届けしますので、お楽しみに~♪
以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした!
宝教寺
兵庫県宝塚市切畑長尾山4-145