絶景や四季ごとの行事が話題の神社

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阪急逆瀬川駅・小林駅より徒歩約10分の小高い山の上にある『宝塚神社』は、1月に行われる「宝塚えびす」はじめ四季折々に催される行事のほか、境内からの絶景も話題の神社です。

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こちらはスタッフが先日参拝した時に撮影した境内からの眺め。清々しくて思わず深呼吸したくなりますね! そして、この写真の左下に映り込んでいるのが「一の鳥居」です。

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神社には他にもアクセスするルートがありますが、この日はこの「一の鳥居」を抜けて坂を上る順路で神社へ足を運びました。

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「一の鳥居」を抜けると阪急電車が通る踏切があります。鳥居の中に踏切があり、電車が通るというのもなかなか珍しい光景ですよね!

踏切の向こうに神社への参道を案内する大きな看板が見えます。ここから神社までは坂が続きます。

正直者しか通れないのか?!「正直坂」

ここで、ふと朱塗りの手すりにある坂の名前が目に入りました。
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「正直坂」…「しょうじきざか」??? これは正直者しか通れないのでしょうか? それとも、通れば正直者になれるとか? 気になります!

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神社への坂は半分ほどあがったところで、折り返すようにいったん方向が変わります。そこから上へ向かう坂は「清明坂」。

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漢字は違いますが、つい有名な陰陽師の方を思い出したり…。

運動不足のスタッフは息を切らして神社へ到着! 気持ちいい景色を眺めて息を整えたあと、本殿へ参拝し、坂の謎を解くべく、神社の方にお声がけしてみました。

「浄明正直」が名前の由来だけど、実は…

こちらの坂の名前は昔からあったものではなく、手すりができた平成19年に宮司様が発案、先代の宮司様と相談して名付けられたそうです。

そして気になる坂のお名前の由来! これは神道の基本理念のひとつである「浄明正直(じょうめいせいちょく)」からとったものなのだとか。

ネットで調べると「浄明正直」というのは、浄(清)き、明き、正しき、直き心のことだそう。清く明るい、そして正しく素直な心ということなんですね。

正直者でなければ通れない、通れば正直になれる、といったような想像していた所以はありませんでしたが、神社へ参拝して「浄明正直」な神様の御心に触れる、「浄明正直」な心に立ち返るという意味では、この坂を通って神社へ向かうのもよいものです。

そして、ここでおもしろい情報をひとつお聞きしました! なんと、実は先々代宮司様の下のお名前も坂と同じ「正直」さんなのだそうです。そういった意味でもこちらの神社とは縁深いお名前の坂なのですね! お話、ありがとうございました!

以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした!

宝塚神社
兵庫県宝塚市社町4-8
0797-72-6329
9:00~16:00(授与所)
駐車場あり