月地線に台湾茶館がオープン
阪急宝塚南口駅のすぐ近く、コミパ通信でもおなじみのお店が立ち並ぶ月地線に、「zukekura DELI&CAFE」の新店舗「せいろ蒸し専門酒場 ヅケクラ」がオープンするという記事は先日お届けしました。
【宝塚市 オープン情報】武庫川沿いの人気カフェ姉妹店『せいろ蒸し専門酒場 ヅケクラ』がOPENカウントダウン!
実はこの新店舗の2階にも、この10月に新しいお店『台湾茶館 一以庵・宝塚 ひみつきち』がオープンします。テストオープン期間でしたが、快く取材をお受けいただきました~! ありがとうございます。
お店の入っている建物に掲げられているのは、蓮の花に急須が載ったステンドグラス。素敵なショップサインですね!
その下にある赤い扉が茶館への入口です。
ちょっとドキドキしますが、扉を押すと目の前には店名と「開工大吉」(市場を開くと幸運がめぐってくることを願う意味)のお札が。その横に2階へ続く階段があります。
“おひとり様”限定の癒しの空間
階段をのぼると、穏やかな笑顔のオーナー松平さんと「相棒なんですよ」と紹介してくださった招き猫「招財猫(じょうさいぼう)」がお迎えしてくださいました。
お店の中は、グリーンをたくさんあしらいウッドスタイルを活かした落ち着いた空間。高い天井に存在感を放つ梁がナチュラル感を際立たせていて、リラックスできそうな空間です。
中華格子の窓やチェスト、並べられた茶器や茶缶など、中華スタイルのあしらいが好バランスで配置されていて、ワクワク感も高まりますね。
しかし…勝手に想像していた茶館のスタイルとは、なんだかちょっと違う感じ?…そう!なんとこちらは全席おひとり席仕様の“おひとり様専用”茶館なんです。
「日頃は家族や友人と楽しく過ごしていても、時にはひとりになりたい時や、賑やかしい社会から隔離されたい時もあるもの。そんな時にここでお茶を飲みながらゆっくり過ごしてもらえたら」という想いで、このスタイルにされたそうです。
壁に向けて仕切られたボックス席が5席、奥にテーブル席が3席あります。
気軽にお手頃価格で楽しめる台湾茶
仮段階のメニュー一例を見せていただきましたが、茶葉は台湾茶を中心に中国茶なども含めて20種類以上のラインナップ。季節などによってもその品揃えは変わるそうです。
スタッフも詳しくはなかったのですが、“青茶”や“黒茶”など、発酵の度合いなどでお茶の種類が変わることなど、わかりやすく丁寧に教えてくださいました。
それぞれの正式な価格がまだ決定していないとのことでしたが、おおよそ500~700円になるとのこと。
台湾茶・中国茶というと、入れ方や飲み方の作法が難しかったり、お値段もちょっとはるような…少~し敷居が高めのイメージがあったのですが、「台湾茶の美味しさをたくさんの人に気軽に味わってほしい」との想いがおありとのことで、驚きの価格設定です。
まろやかなお茶と美味な“茶點”
この日はおすすめの青茶「桂花金萱茶(けいかきんせんちゃ)」をいただきました。台湾茶ならではのセットで登場です。既にテンションがあがりますね♪
こちらで、三煎ほどはいただけるとのこと。さらにお茶を頼むと、このお茶請け“茶點”もセットになっているそうです。なんてお得!もちろん、茶點のみの追加オーダーもできます。
自分でお茶をいれることもできますが、不慣れなので松平さんにお願いしました。
茶器を温めたあと、まずは高山茶特有の球形で可愛らしい茶葉を、台湾茶独特の小さくて可愛らしい急須へ。
茶葉に合わせた温度のお湯を注ぎます。この時点で、見ているだけのスタッフのところまでお茶の良い香りがほんのり漂います。
お茶の濃度を均一にするため一度“茶海”に注いだお茶を、“茶杯”へ。この茶器のそれぞれの素敵なお名前も、お茶が出るのを待つ3分の間に教えていただきました。
やさしく淡い金色を思わせるお茶、茶杯を手にするとほのかに金木犀の甘い香りがします。ひと口ゆっくりと含むと、尖った部分がまったく感じられないまろやかでやわらかいお味! ホッと一息、肩の力が抜けて癒されます~。
せっかくなのでお茶請け“茶點”と一緒に楽しみます。この日に添えてくださったのは、カボチャの種、ドライマンゴー、ドライトマト、ドライしいたけ…え?しいたけ?!
この茶色いものをひっくり返してみると、確かにしいたけでした! これがサクッとした食感で、とっても美味しい! スタッフ、実はしいたけが苦手だったのですが、これは袋買いしたくなる美味しさでした。
他の“茶點”も台湾のもので、旨味が詰まったお味だったり、柔らかな酸味があったり、一緒にいただくと、お茶のお味をさらに引き立ててくれます。
お話をお伺いしながら二煎目のお茶もいただきましたが、驚くほどにお味が変わります。台湾茶、奥が深い…これも楽しみ方のひとつなのでしょうね。
500~700円でこんなにたっぷりと楽しめるなんて、とってもお得です♪
コンセント席もあり作業や読書、昼寝もOK?!
店内には数多くの文庫本が本棚にズラリと並び、全席にコンセント完備。お茶をいただきながらの読書や作業もOKとのこと。
「おひとり様なら、ここで作業してもらってもいいし、自由に本棚の小説を読んでくれてもいいし、うたた寝してくれてもいい(笑)。美味しいお茶とひとり時間をゆったりと楽しんでほしいですね」。
松平さんは中国に40年お住まいだったそうで、コロナ禍の際にオンラインで台湾茶の先生から手ほどきをうけ、帰国後にこちらの茶館を開くに至ったそうです。
お話もお上手な松平さんが、豊富なお茶の知識をわかりやすく楽しく教えてくださって、スタッフもすっかりお茶の魅力にハマってしまいました~。
グランドオープンは10月中とのことで正式には決めていないのだそうですが、そんなゆる~い感じもお店ののんびりとした雰囲気にピッタリです(誉め言葉!)。
「台湾茶や中国茶の作法・知識がなくても、手軽に楽しんでもらえるように提供しますので、ご心配なくお気軽にどうぞ」とのことなので、ぜひ一度お茶の魅力を味わってみてはいかがでしょうか?
以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした!
台湾茶館 一以庵・宝塚 ひみつきち
兵庫県宝塚市湯本町1-38 2F
0797-69-9662
9:00~21:00
無休
阪急宝塚南口駅のすぐ近く、コミパ通信でもおなじみのお店が立ち並ぶ月地線に、「zukekura DELI&CAFE」の新店舗「せいろ蒸し専門酒場 ヅケクラ」がオープンするという記事は先日お届けしました。
【宝塚市 オープン情報】武庫川沿いの人気カフェ姉妹店『せいろ蒸し専門酒場 ヅケクラ』がOPENカウントダウン!
実はこの新店舗の2階にも、この10月に新しいお店『台湾茶館 一以庵・宝塚 ひみつきち』がオープンします。テストオープン期間でしたが、快く取材をお受けいただきました~! ありがとうございます。
お店の入っている建物に掲げられているのは、蓮の花に急須が載ったステンドグラス。素敵なショップサインですね!
その下にある赤い扉が茶館への入口です。
ちょっとドキドキしますが、扉を押すと目の前には店名と「開工大吉」(市場を開くと幸運がめぐってくることを願う意味)のお札が。その横に2階へ続く階段があります。
“おひとり様”限定の癒しの空間
階段をのぼると、穏やかな笑顔のオーナー松平さんと「相棒なんですよ」と紹介してくださった招き猫「招財猫(じょうさいぼう)」がお迎えしてくださいました。
お店の中は、グリーンをたくさんあしらいウッドスタイルを活かした落ち着いた空間。高い天井に存在感を放つ梁がナチュラル感を際立たせていて、リラックスできそうな空間です。
中華格子の窓やチェスト、並べられた茶器や茶缶など、中華スタイルのあしらいが好バランスで配置されていて、ワクワク感も高まりますね。
しかし…勝手に想像していた茶館のスタイルとは、なんだかちょっと違う感じ?…そう!なんとこちらは全席おひとり席仕様の“おひとり様専用”茶館なんです。
「日頃は家族や友人と楽しく過ごしていても、時にはひとりになりたい時や、賑やかしい社会から隔離されたい時もあるもの。そんな時にここでお茶を飲みながらゆっくり過ごしてもらえたら」という想いで、このスタイルにされたそうです。
壁に向けて仕切られたボックス席が5席、奥にテーブル席が3席あります。
気軽にお手頃価格で楽しめる台湾茶
仮段階のメニュー一例を見せていただきましたが、茶葉は台湾茶を中心に中国茶なども含めて20種類以上のラインナップ。季節などによってもその品揃えは変わるそうです。
スタッフも詳しくはなかったのですが、“青茶”や“黒茶”など、発酵の度合いなどでお茶の種類が変わることなど、わかりやすく丁寧に教えてくださいました。
それぞれの正式な価格がまだ決定していないとのことでしたが、おおよそ500~700円になるとのこと。
台湾茶・中国茶というと、入れ方や飲み方の作法が難しかったり、お値段もちょっとはるような…少~し敷居が高めのイメージがあったのですが、「台湾茶の美味しさをたくさんの人に気軽に味わってほしい」との想いがおありとのことで、驚きの価格設定です。
まろやかなお茶と美味な“茶點”
この日はおすすめの青茶「桂花金萱茶(けいかきんせんちゃ)」をいただきました。台湾茶ならではのセットで登場です。既にテンションがあがりますね♪
こちらで、三煎ほどはいただけるとのこと。さらにお茶を頼むと、このお茶請け“茶點”もセットになっているそうです。なんてお得!もちろん、茶點のみの追加オーダーもできます。
自分でお茶をいれることもできますが、不慣れなので松平さんにお願いしました。
茶器を温めたあと、まずは高山茶特有の球形で可愛らしい茶葉を、台湾茶独特の小さくて可愛らしい急須へ。
茶葉に合わせた温度のお湯を注ぎます。この時点で、見ているだけのスタッフのところまでお茶の良い香りがほんのり漂います。
お茶の濃度を均一にするため一度“茶海”に注いだお茶を、“茶杯”へ。この茶器のそれぞれの素敵なお名前も、お茶が出るのを待つ3分の間に教えていただきました。
やさしく淡い金色を思わせるお茶、茶杯を手にするとほのかに金木犀の甘い香りがします。ひと口ゆっくりと含むと、尖った部分がまったく感じられないまろやかでやわらかいお味! ホッと一息、肩の力が抜けて癒されます~。
せっかくなのでお茶請け“茶點”と一緒に楽しみます。この日に添えてくださったのは、カボチャの種、ドライマンゴー、ドライトマト、ドライしいたけ…え?しいたけ?!
この茶色いものをひっくり返してみると、確かにしいたけでした! これがサクッとした食感で、とっても美味しい! スタッフ、実はしいたけが苦手だったのですが、これは袋買いしたくなる美味しさでした。
他の“茶點”も台湾のもので、旨味が詰まったお味だったり、柔らかな酸味があったり、一緒にいただくと、お茶のお味をさらに引き立ててくれます。
お話をお伺いしながら二煎目のお茶もいただきましたが、驚くほどにお味が変わります。台湾茶、奥が深い…これも楽しみ方のひとつなのでしょうね。
500~700円でこんなにたっぷりと楽しめるなんて、とってもお得です♪
コンセント席もあり作業や読書、昼寝もOK?!
店内には数多くの文庫本が本棚にズラリと並び、全席にコンセント完備。お茶をいただきながらの読書や作業もOKとのこと。
「おひとり様なら、ここで作業してもらってもいいし、自由に本棚の小説を読んでくれてもいいし、うたた寝してくれてもいい(笑)。美味しいお茶とひとり時間をゆったりと楽しんでほしいですね」。
松平さんは中国に40年お住まいだったそうで、コロナ禍の際にオンラインで台湾茶の先生から手ほどきをうけ、帰国後にこちらの茶館を開くに至ったそうです。
お話もお上手な松平さんが、豊富なお茶の知識をわかりやすく楽しく教えてくださって、スタッフもすっかりお茶の魅力にハマってしまいました~。
グランドオープンは10月中とのことで正式には決めていないのだそうですが、そんなゆる~い感じもお店ののんびりとした雰囲気にピッタリです(誉め言葉!)。
「台湾茶や中国茶の作法・知識がなくても、手軽に楽しんでもらえるように提供しますので、ご心配なくお気軽にどうぞ」とのことなので、ぜひ一度お茶の魅力を味わってみてはいかがでしょうか?
以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした!
台湾茶館 一以庵・宝塚 ひみつきち
兵庫県宝塚市湯本町1-38 2F
0797-69-9662
9:00~21:00
無休