音響設備が最新モデルにリニューアル


1999年に売布神社駅前のピピアめふ５階にオープンした『宝塚シネ・ピピア』。こちらは市内で唯一の映画館として、市内外から映画ファンが足繁く通っています。

開館時には「音楽のあるまちづくり宝塚」にふさわしいものをと、世界最高級と評される音響メーカーMeyer（メイヤー）社のコンサート用スピーカーを設置したことでも映画マニアのあいだで話題になりました。

あれから25年、２月に行ったリニューアル工事で同じMeyer社のコンサート用スピーカーながら、その最新モデルを西日本の映画館で初めて導入し、音響効果が今まで以上にグッとグレードアップしたそうです！

支配人の影山さんと映写技師の川崎さんに、いろいろと教えていただきました。お忙しいなか、ありがとうございます！

一つひとつの音がクリアに耳まで届く！


まず見てもわかるとおり、スピーカー自体を箱などで覆わずそのまま設置しているので、音がダイレクトに観客の耳へ届きます。

そしてパワフルかつきめ細やかな音を再現するメインスピーカーにくわえ、サブウーファーから発せられる重低音が場内の前後左右どこに座っていても椅子から振動が伝わるほどで、お尻でもガツンと音を感じられるほどなんだそうです！すごい！

通常の映画館では中音域で聴かせるのが普通だそうですが、この新音響ならまるでコンサートを楽しむように小さな音から大きな音まで、さまざまな音域が堪能できるのだとか。

それもそのはず、なんと通常は1000人収容の施設に対応するような性能をもつコンサート用スピーカーを設置しているんです。低音も高音も音割れすることがなく良い音に浸れるのだそう。驚きのこだわりです。

映画の満足度を引き上げる音のチカラ


この音響のすごさをぜひ体験してほしい！と坂本龍一がオーケストラと共演したコンサートを映画化した作品を上映したところ、観客から「音が驚くほどクリアで感動した」「同じ映画を他の映画館でも観たが、遥かに音響が素晴らしかった」など大好評だったそうです。

一つひとつの音がクリアに聴こえることで、従来の劇場クオリティから一段グレードアップしたスタジオクオリティで音響体験できるというのは、映画ファンとしても嬉しい限り。より映画の世界に没入できること間違いなしですね。

以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした！

宝塚シネ・ピピア
兵庫県宝塚市売布2-5-1ピピアめふ5F
0797-87-2261
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