阪急宝塚駅からすぐにある緑色の橋

阪急宝塚駅から生瀬方面へ歩いて10分ほどのところに、ちょっと面白い橋があると聞きつけて現地へ調査に行ってきましたよ~!

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宝塚駅方面からてくてくと歩いていくと立ち並ぶ大きなマンションの間に目的の緑色の橋が見えてきました。場所は「栄町3丁目第4公園」のそばになります。

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長尾山系の一角から武庫川へ流れでている「一後川」にかかる幅5メートルほどの小さな橋です。

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ちなみに「一後川」の名前の由来ってご存知でしょうか? 昔、川の周辺には古墳がたくさんあって、「古墳」=人の最後を祀る墓というところから、“人の最後”→“人後”→“一後”との由来があるという説があるそうです。なるほど~。

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閑話休題。親柱を見ると『夫恋橋』とありますね。う~ん、橋の名前に“恋”だなんて、なんともロマンチックな名前じゃないですか~! しかし!今回の問題はここからですよ!

夫なの?妻なの?どっちなの????

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橋を渡るのにはものの1分もかかりません。渡り終えて振り返り、逆側から橋を見てみたところ、こちら側の親柱には…

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『妻恋橋』……あれれ????? たしか、さっき見た名前は…とまた橋の逆側へ戻ってみると やはりこちらは『夫恋橋』……なんで~~~????

橋の親柱4本には、橋の名前とその下を流れる川の名前が、それぞれ漢字表記、ひらがな表記、で記されていることが多いものですが、橋の両側に違う名前が記されているだなんて!

スタッフが見た印象では歴史を感じるというよりは、比較的新しそうな橋。片方が「夫」で片方が「妻」だなんて、いかにも何か命名の理由や由来がありそうですよね。

いずれにしても2つの名前をもつ橋というのは、全国的にもあまり聞いたことがないような…なかなか珍しいものなのではないでしょうか~?

以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした!