5月4日(日) 13:00~16:00 アピアホール(阪急逆瀬川駅直結)にて、
第93回キネマ旬報ベスト・テン 第37回日本映画復興奨励賞受賞 映画『ワタシハニンゲンダ』の上映が行われます。

上映後には、高賛侑監督と、ナレーションを担当した水野晶子さんによるトークショーも開催予定です。ゴールデンウィークご予定がない方はアピア835劇場へ行ってみてはいかがでしょうか。


前売券事前お申込みは ⇒ こちら  
前売り券2,000円  当日券2,500円
(835倶楽部会員は前売券、当日券ともに2,000円)
※前売券はシネ・ピピア、K-NETチケットプラザ、エフエム宝塚にて販売

映画上映 13:00~15:00
トークショー 15:00~16:00

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イントロダクション
2021年3月、スリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(33)が名古屋入管で死亡した。彼女の死は長年ベールに包まれてきた入管の闇を明らかにするとともに、公権力による外国人差別の歴史を象徴する事件と言って過言ではない。 戦後、日本政府は、在日外国人の9割を占めていた韓国・朝鮮人の管理を主目的とする外国人登録法などを制定した。そして後年、他国からの在留者が増えると、全ての外国人に対する法的・制度的な出入国管理政策を強化してきた。

在日コリアン/高校無償化制度から朝鮮学校を排除。幼児教育・保育の無償化制度から外国人学校を排除。

技能実習生/長時間・低賃金労働。暴力・不当解雇・恋愛禁止等の人権侵害事件多発。

難民/難民認定を極端に制限。認定率は諸外国の20〜50%に比べ、日本は1%未満。

入管/被収容者に対する暴言・暴行・劣悪な処遇が常態化。

高賛侑監督は前作「アイたちの学校」で朝鮮学校差別問題に焦点を当て、国内外で大きな反響を呼んだ。本作品では、全ての在日外国人に対する差別政策の全貌を浮き彫りにする。 人権侵害に苦しむ外国人が異口同音に訴える。 「私たちは動物ではない。人間だ!」

公式サイト ⇒ こちら

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トークショーに出演される水野晶子さんは、元毎日放送のアナウンサーで、自分が腑に落ちない言葉は発するわけにはいかないと、監督と事前に随分とお話をしたそうです。そして知らなかった現実、目を背けてきた差別の歴史を知り、自分が育った国を恥じる気持ちや、受けてれることの辛さを味わいつつ、ナレーターとして参加したそうです。

映画鑑賞の後は、ぜひトークショーでのお二人のお話を聞き、新しい自分と出会ってみてください。


以上、宝塚の情報を発信する 宝塚コミパ通信SAでした。



【主催】FM宝塚835倶楽部 【協力】アピア名店会
【お問い合せ】 エフエム宝塚 0797-76-5432