歴史探訪、今回は気になっていたコレ
小浜といえば、市内でも歴史的な街並みを残した趣きのあるエリアです。コミパ通信の歴史探訪記事でも、今までにいくつかのスポットをご紹介してきました。
【宝塚市 歴史探訪】珍スポット『小浜の首地蔵』&お膝元には小浜出身力士?!『谷風岩五郎の墓』
【宝塚市 宝塚の歴史】海からも遠~い小浜にある坂の名前が、なぜ『いわし坂』なのでしょうか?
今回は、コミパスタッフが以前から小浜を訪れるたびに気になっていた…こちらです!

小浜会館の前庭に設置されている高札場(こうさつば)、皆さんこちらを御覧になったことはありますでしょうか?

前に立つと大きくそびえ立っているこの圧巻のビジュアル…どこからか、ドドーーーン!という効果音まで聞こえてきそうなほどの迫力があります。
そもそも高札場とは何だろう?!
と~っても歴史を感じるこの高札場ですが…そもそも高札場ってなんぞや??ですよね。
その昔、民衆にお上が決めた禁止事項や定めなどの御触れ書きを木札へ箇条書きにして、立てた札を“制札(せいさつ)”や“高札(こうさつ)”などと呼んだそうです。
基本的にみんなの目に広~く触れるのが目的のものなので、当時は大通りの道端や寺社の境内など人の往来が多い場所にその札をまとめて掲げたのが、この高札場となったんだとか。

調べてみると、もともと小浜宿の高札場は「札場の辻」と呼ばれ、近くにある皇大神社前の坂道角にあったんだそうです。写真のこの辺りでしょうか?

にしても昔の高札場から近いとはいえ、なぜ小浜会館の前庭に?と思いましたが、実はこの小浜会館は昔に代官所があった跡地なんだそうです~! 会館の入口前にある小さな碑に「番所跡」とありました。

小浜といえば、昔は京伏見街道・西宮街道・有馬街道が交わる宿場町“小浜宿”として、交通の要所だったというのは有名な話ですもんね!
札の内容も意外と読み解けて面白い!

こちらに掲げられている「忠孝札」「火付札」「キリシタン札」などの制札6枚と慶應2年の1枚、合計7枚は、宝塚市の有形文化財に指定されているんだそう。

「火を付る者を見付はこれを捕へ早々申出へし見のかしにすめからざる事」

「いつはりをなし、又ハ無理をいひ惣して人の害になるへき事をすべからさる事」
いくつか文字が褪せていて怪しいのですが、読み取れる部分、たぶんこう書かれていると思います。
「放火した者を見つけたら捕まえて申し出なさい、見逃してはいけませんよ」
「嘘をついたり無理をいったりして、人の害になるようなことをしてはいけませんよ」
と、書かれている内容は今風に言えばこんな感じでしょうか?
昔の言葉ではあっても、なんとな~く意味がわかったりするので、「こんなことを書いているんだな~」と一つひとつ解読するのもなかなか面白いです!
レプリカ札には貴重な美座の松を使用
しかし、こんな貴重な文化財が、今もこんな道端に?!と一瞬思ってしまいましたが、皆様ご安心を!こちらは再現されたものなんだそうです。とはいってもレプリカとは思えないほど立派なのでうっかり心配してしまいました~。

そして高札場の前にはどうやらその説明書きらしき札があり…その説明書きに…よれば……「江戸時代…の…制?…札…???」「幕府?…は…????」…読めない~~~~~ッ!!(歴史探訪シリーズによくある展開)
ということで、この札が設置されて間もなかった頃に撮影された、という方のお写真を探して書きおこしました!(続・歴史探訪シリーズによくある展開)
江戸時代の制札
幕府は正徳元年(一七一一)五月全国一斉
に禁令を公布し、主要な街道筋に高札場を設
けた。小浜に当時の高札六枚と慶応二年
(一八六六)の一枚が残っており、ともに
宝塚市指定文化財になっている。
ここに掲げる制札は当時の形を復元した
ものです。場所はここから六十メートル西、
神社へ向かう坂道の右角にありました。
復元した制札の板は、小浜の西に位置す
る美座の三本松として昔から一般に親しま
れ、近年まで一本残っていた木で、松枯れ
でやむなく伐採し長年保管されていた由緒
のある板です。
二〇〇八年(平成二十年)十一月吉日
小浜の町並みを愛する会二十周年記念
協賛 小浜自治会/小浜財産区管理会
後援 こころ豊かな美しい阪神北推進会議
いろいろ調べたことを裏付けることが書かれていたようです。しかしこの板が美座にあったそんな由緒ある松の板だったとは! なんだか、さらに神々しさを感じますね。
オマケ:振り返ればかわいいポスト発見♪
この高札場の前に立って後ろを振り返ると…

可愛い円筒のポストがあります。昭和24(1949)年から新しい鉄製ポストとして実用化された「郵便差出箱1号(丸型)」ですね!
最近は角型のポストが一般的になってきたので、このレトロ感がある円筒ポストは市内でもあまり見かけなくなり…ちょっと珍しくて写真を撮ってしまいました。
もちろん、しっかりと現役選手のようですよ~。何か投函してみたくなりました。
以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした!
小浜といえば、市内でも歴史的な街並みを残した趣きのあるエリアです。コミパ通信の歴史探訪記事でも、今までにいくつかのスポットをご紹介してきました。
【宝塚市 歴史探訪】珍スポット『小浜の首地蔵』&お膝元には小浜出身力士?!『谷風岩五郎の墓』
【宝塚市 宝塚の歴史】海からも遠~い小浜にある坂の名前が、なぜ『いわし坂』なのでしょうか?
今回は、コミパスタッフが以前から小浜を訪れるたびに気になっていた…こちらです!

小浜会館の前庭に設置されている高札場(こうさつば)、皆さんこちらを御覧になったことはありますでしょうか?

前に立つと大きくそびえ立っているこの圧巻のビジュアル…どこからか、ドドーーーン!という効果音まで聞こえてきそうなほどの迫力があります。
そもそも高札場とは何だろう?!
と~っても歴史を感じるこの高札場ですが…そもそも高札場ってなんぞや??ですよね。
その昔、民衆にお上が決めた禁止事項や定めなどの御触れ書きを木札へ箇条書きにして、立てた札を“制札(せいさつ)”や“高札(こうさつ)”などと呼んだそうです。
基本的にみんなの目に広~く触れるのが目的のものなので、当時は大通りの道端や寺社の境内など人の往来が多い場所にその札をまとめて掲げたのが、この高札場となったんだとか。

調べてみると、もともと小浜宿の高札場は「札場の辻」と呼ばれ、近くにある皇大神社前の坂道角にあったんだそうです。写真のこの辺りでしょうか?

にしても昔の高札場から近いとはいえ、なぜ小浜会館の前庭に?と思いましたが、実はこの小浜会館は昔に代官所があった跡地なんだそうです~! 会館の入口前にある小さな碑に「番所跡」とありました。

小浜といえば、昔は京伏見街道・西宮街道・有馬街道が交わる宿場町“小浜宿”として、交通の要所だったというのは有名な話ですもんね!
札の内容も意外と読み解けて面白い!

こちらに掲げられている「忠孝札」「火付札」「キリシタン札」などの制札6枚と慶應2年の1枚、合計7枚は、宝塚市の有形文化財に指定されているんだそう。

「火を付る者を見付はこれを捕へ早々申出へし見のかしにすめからざる事」

「いつはりをなし、又ハ無理をいひ惣して人の害になるへき事をすべからさる事」
いくつか文字が褪せていて怪しいのですが、読み取れる部分、たぶんこう書かれていると思います。
「放火した者を見つけたら捕まえて申し出なさい、見逃してはいけませんよ」
「嘘をついたり無理をいったりして、人の害になるようなことをしてはいけませんよ」
と、書かれている内容は今風に言えばこんな感じでしょうか?
昔の言葉ではあっても、なんとな~く意味がわかったりするので、「こんなことを書いているんだな~」と一つひとつ解読するのもなかなか面白いです!
レプリカ札には貴重な美座の松を使用
しかし、こんな貴重な文化財が、今もこんな道端に?!と一瞬思ってしまいましたが、皆様ご安心を!こちらは再現されたものなんだそうです。とはいってもレプリカとは思えないほど立派なのでうっかり心配してしまいました~。

そして高札場の前にはどうやらその説明書きらしき札があり…その説明書きに…よれば……「江戸時代…の…制?…札…???」「幕府?…は…????」…読めない~~~~~ッ!!(歴史探訪シリーズによくある展開)
ということで、この札が設置されて間もなかった頃に撮影された、という方のお写真を探して書きおこしました!(続・歴史探訪シリーズによくある展開)
江戸時代の制札
幕府は正徳元年(一七一一)五月全国一斉
に禁令を公布し、主要な街道筋に高札場を設
けた。小浜に当時の高札六枚と慶応二年
(一八六六)の一枚が残っており、ともに
宝塚市指定文化財になっている。
ここに掲げる制札は当時の形を復元した
ものです。場所はここから六十メートル西、
神社へ向かう坂道の右角にありました。
復元した制札の板は、小浜の西に位置す
る美座の三本松として昔から一般に親しま
れ、近年まで一本残っていた木で、松枯れ
でやむなく伐採し長年保管されていた由緒
のある板です。
二〇〇八年(平成二十年)十一月吉日
小浜の町並みを愛する会二十周年記念
協賛 小浜自治会/小浜財産区管理会
後援 こころ豊かな美しい阪神北推進会議
いろいろ調べたことを裏付けることが書かれていたようです。しかしこの板が美座にあったそんな由緒ある松の板だったとは! なんだか、さらに神々しさを感じますね。
オマケ:振り返ればかわいいポスト発見♪
この高札場の前に立って後ろを振り返ると…

可愛い円筒のポストがあります。昭和24(1949)年から新しい鉄製ポストとして実用化された「郵便差出箱1号(丸型)」ですね!
最近は角型のポストが一般的になってきたので、このレトロ感がある円筒ポストは市内でもあまり見かけなくなり…ちょっと珍しくて写真を撮ってしまいました。
もちろん、しっかりと現役選手のようですよ~。何か投函してみたくなりました。
以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした!