そもそも“秘境駅”とは何ぞや?
皆さん、“秘境駅”ってお聞きになったことはありますでしょうか~?
これは鉄道愛好家の牛山隆信さんという方が命名されたんだそうで、周囲に人家が少なく、大自然の中にあるような駅のことを“秘境駅”と呼ばれているそうです。

牛山さんがご自身のサイトで全国の“秘境駅ランキング”なるものを公開されているのですが、なんと宝塚市内にある『JR武田尾駅』が過去にランクインしたことがあるのだそう!

以前に武田尾グルメをご紹介したことがあるコミパスタッフですが、その時はごはんやスイーツのことばかり考えていて駅についてそこまで検証していませんでした…(失態!)。
そこで改めてこの“秘境駅”をじっくり見てみたくなったので早速出かけてきました!
JR宝塚駅からたったの3駅!
取材に出かけたのは4月某日。そろそろ半袖でもいいかな?というおでかけに最適な日曜日です。JRの宝塚駅から出発しました。

武田尾駅は宝塚駅から三田方面へたったの3駅。

敢えて紙のきっぷを購入しました(その理由はのちほど~)。乗車料は200円です。いざ、レッツゴー!
宝塚駅や武田尾駅を含むJRの福知山線は大阪まで繋がっていますが、大阪方面から宝塚駅を越えて三田方面へ向かうと一気に自然たっぷりの景色が車窓に広がります。既に小旅行とは言わずとも、ピクニック気分が高まります。
そして生瀬駅を越えるとトンネル続き。トンネルを出たと思えばすぐに西宮名塩駅。そして西宮名塩駅を出るとまたすぐにトンネルです。これだけトンネルが続くと、若干、地下鉄に乗っているような感覚(笑)。

そして最後のトンネルを抜け、宝塚駅からたったの10分ほどで、目的の武田尾駅に到着しました♪
圧倒的パース感のトンネル内ホーム

コミパスタッフが降り立ったのはトンネルの中…ですが、宝塚方面を振り返ると…ホームの端の方は明るく山の景色&トンネルの入口が…そう、屋外になっています!
実は武田尾駅はホームの約1/3が屋外、残り約2/3がトンネル内にあるという、なかなか変わった構造なんですね~!

トンネル内部は、線路とホーム、トンネル上部となる屋根がスコーーンと見通し良く、遠近のパース線を引いたような圧巻の光景が広がっています。
ホームアナウンスも心なしか響いているような気が。屋根の部分に広告などもないので、すっきりとした光景がアートのようで美しい~。電車から降りてくる観光客やハイカーの方々が皆さん駅の写真を撮っておられるのもわかる気がします!
せっかくなのでトンネルの中を三田方面へホームの端まで歩いてみました。もちろん電灯は点いているのですが、なんとなく薄暗~く、静か~で、スッと吸い込まれそうな錯覚にドキドキします!

そこへ大阪方面に向かう列車がやってきましたッ! トンネルの中なので、電車の音もガタゴトガタゴト響いて大きい気がします~。

電車を見送ると、まるで光の中へ電車が消えてゆくよう! 今度はそちらへ進んでみます。
実は武庫川の上にある橋梁ホーム!
先ほどから川のせせらぎが聞こえるな~そういや近くに川があったっけ…と思っていたのですが…

なんと、トンネルから出た部分のホームの下には川が流れています!
つまり、さきほど
「ホームの約1/3が屋外、残り約2/3がトンネル内にある」
と書きましたが、正確には
「ホームの約1/3が川の上(一部は川沿いの道の上)にある橋梁、残り約2/3がトンネル内にある山の中」
ということのようです! これは駅の構造としてはかなり特異なのでは???
ちなみにこの川は、宝塚市民ならみんな知っている武庫川の上流にあたるようです。ここから繋がっていると思うと、なんだか感慨深いですね!

こちらのホーム端まで行くと駅手前にあったトンネル口に「名塩隧道(ずいどう)」と書かれているのが見えます。「ずいどう?って何?」「トンネルじゃなかったの?」と思いましたが、調べると明治〜昭和前半によく使われた比較的古い表現でトンネルと同じ意味なんだそう。

すると三田方面から特急こうのとりらしき列車がやってきましたッ! 場所を動かず左右それぞれに向かって撮影しましたが…、

本当にトンネルからトンネルへ。乗車されてる方は「あ、外に出た!」と思うのも本当に一瞬という感じではないでしょうか~?
改札口は階段を下りて1つのみ

さて、では外からの駅の様子も見てみたいので改札を出てみることにします。改札は両ホームともに階段を下りるしかありません。

武田尾駅は無人駅ですが、ICOCAなどの交通ICカードをタッチできるようにもなっています。

しかし宝塚駅で切符を買ったコミパスタッフは、「きっぷ・運賃箱」がありますのでこちらへ切符を。今はなかなかこういう経験もできませんよね!(これをしたいがためにわざわざ切符を購入したのでした!)

改札口の外にある時刻表を見てみると、朝早くから夜遅い時間まで、1時間に5本ほどある時間帯もありました。秘境駅の割にはけっこう多いほう?!

というのも皆さんご存じのように、武田尾温泉を利用される方や福知山線廃線敷を歩く廃線ハイキングを楽しまれるハイカーの方など、武田尾駅は住民の方々以外にも利用される方がけっこういらっしゃるのですよね。そういう意味では秘境具合は少し低めでしょうか(苦笑)?
外から見る駅は自然に囲まれ秘境感高め?

川沿いの道へ出てみると、はっきりと武庫川の上に線路&ホームがあるのがわかりますね。

少し離れたところから見てみよう~と温泉橋まで行ってみました。駅からは川沿いに歩いて6分ほどです。

手前にエメラルドグリーンが鮮やかな水管橋があり、その向こうに橋梁線路と橋梁ホームが見えていますね。山々の緑に映えて清々しい写真が撮れました~。
バリアフリー化の工事にいよいよ着工

前述しましたが、武田尾駅には現在階段しかホームにあがる術がありません。しかも数段ではなくけっこうな段数があり、住民の方なども困られていたようです。
しかし!よーーーうやく!バリアフリー工事が始まるとのニュースが少し前にありました(拍手喝采)。

そして、駅にも4月からその工事に着手するとの貼り紙がありましたよ(コミパスタッフが伺った時にはその様子はまだないようでしたが…)。エレベーターの新設とトイレなどの駅設備改良も行うようです。

貼り紙のイメージパースを見る限り、このあたりにエレベーターができるのでしょうか。秘境度は少し下がるかもしれませんが(苦笑)、より利便性の高い駅になるなら歓迎したいですね。
ぜひこれから気持ちのいい季節&大型連休が待っていますので、廃線ハイキングや温泉に秘境駅探索もくわえて、おでかけしてみてください。
ちなみに、以前にご紹介した武田尾グルメ記事はこちら。ぜひあわせて足を運んでみてくださいね。
【宝塚市 武田尾グルメ】たっぷりの自然に囲まれた『畑熊商店』で食べられる「赤の他人丼」ってどんな丼???
【宝塚市 武田尾グルメ】種類豊富で迷っちゃう!こだわりソフトクリームやドリンクが楽しめる『ひなたぼっこ』
以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした!
JR武田尾駅
兵庫県宝塚市玉瀬字イズリハ1番地
皆さん、“秘境駅”ってお聞きになったことはありますでしょうか~?
これは鉄道愛好家の牛山隆信さんという方が命名されたんだそうで、周囲に人家が少なく、大自然の中にあるような駅のことを“秘境駅”と呼ばれているそうです。

牛山さんがご自身のサイトで全国の“秘境駅ランキング”なるものを公開されているのですが、なんと宝塚市内にある『JR武田尾駅』が過去にランクインしたことがあるのだそう!

以前に武田尾グルメをご紹介したことがあるコミパスタッフですが、その時はごはんやスイーツのことばかり考えていて駅についてそこまで検証していませんでした…(失態!)。
そこで改めてこの“秘境駅”をじっくり見てみたくなったので早速出かけてきました!
JR宝塚駅からたったの3駅!
取材に出かけたのは4月某日。そろそろ半袖でもいいかな?というおでかけに最適な日曜日です。JRの宝塚駅から出発しました。

武田尾駅は宝塚駅から三田方面へたったの3駅。

敢えて紙のきっぷを購入しました(その理由はのちほど~)。乗車料は200円です。いざ、レッツゴー!
宝塚駅や武田尾駅を含むJRの福知山線は大阪まで繋がっていますが、大阪方面から宝塚駅を越えて三田方面へ向かうと一気に自然たっぷりの景色が車窓に広がります。既に小旅行とは言わずとも、ピクニック気分が高まります。
そして生瀬駅を越えるとトンネル続き。トンネルを出たと思えばすぐに西宮名塩駅。そして西宮名塩駅を出るとまたすぐにトンネルです。これだけトンネルが続くと、若干、地下鉄に乗っているような感覚(笑)。

そして最後のトンネルを抜け、宝塚駅からたったの10分ほどで、目的の武田尾駅に到着しました♪
圧倒的パース感のトンネル内ホーム

コミパスタッフが降り立ったのはトンネルの中…ですが、宝塚方面を振り返ると…ホームの端の方は明るく山の景色&トンネルの入口が…そう、屋外になっています!
実は武田尾駅はホームの約1/3が屋外、残り約2/3がトンネル内にあるという、なかなか変わった構造なんですね~!

トンネル内部は、線路とホーム、トンネル上部となる屋根がスコーーンと見通し良く、遠近のパース線を引いたような圧巻の光景が広がっています。
ホームアナウンスも心なしか響いているような気が。屋根の部分に広告などもないので、すっきりとした光景がアートのようで美しい~。電車から降りてくる観光客やハイカーの方々が皆さん駅の写真を撮っておられるのもわかる気がします!
せっかくなのでトンネルの中を三田方面へホームの端まで歩いてみました。もちろん電灯は点いているのですが、なんとなく薄暗~く、静か~で、スッと吸い込まれそうな錯覚にドキドキします!

そこへ大阪方面に向かう列車がやってきましたッ! トンネルの中なので、電車の音もガタゴトガタゴト響いて大きい気がします~。

電車を見送ると、まるで光の中へ電車が消えてゆくよう! 今度はそちらへ進んでみます。
実は武庫川の上にある橋梁ホーム!
先ほどから川のせせらぎが聞こえるな~そういや近くに川があったっけ…と思っていたのですが…

なんと、トンネルから出た部分のホームの下には川が流れています!
つまり、さきほど
「ホームの約1/3が屋外、残り約2/3がトンネル内にある」
と書きましたが、正確には
「ホームの約1/3が川の上(一部は川沿いの道の上)にある橋梁、残り約2/3がトンネル内にある山の中」
ということのようです! これは駅の構造としてはかなり特異なのでは???
ちなみにこの川は、宝塚市民ならみんな知っている武庫川の上流にあたるようです。ここから繋がっていると思うと、なんだか感慨深いですね!

こちらのホーム端まで行くと駅手前にあったトンネル口に「名塩隧道(ずいどう)」と書かれているのが見えます。「ずいどう?って何?」「トンネルじゃなかったの?」と思いましたが、調べると明治〜昭和前半によく使われた比較的古い表現でトンネルと同じ意味なんだそう。

すると三田方面から特急こうのとりらしき列車がやってきましたッ! 場所を動かず左右それぞれに向かって撮影しましたが…、

本当にトンネルからトンネルへ。乗車されてる方は「あ、外に出た!」と思うのも本当に一瞬という感じではないでしょうか~?
改札口は階段を下りて1つのみ

さて、では外からの駅の様子も見てみたいので改札を出てみることにします。改札は両ホームともに階段を下りるしかありません。

武田尾駅は無人駅ですが、ICOCAなどの交通ICカードをタッチできるようにもなっています。

しかし宝塚駅で切符を買ったコミパスタッフは、「きっぷ・運賃箱」がありますのでこちらへ切符を。今はなかなかこういう経験もできませんよね!(これをしたいがためにわざわざ切符を購入したのでした!)

改札口の外にある時刻表を見てみると、朝早くから夜遅い時間まで、1時間に5本ほどある時間帯もありました。秘境駅の割にはけっこう多いほう?!

というのも皆さんご存じのように、武田尾温泉を利用される方や福知山線廃線敷を歩く廃線ハイキングを楽しまれるハイカーの方など、武田尾駅は住民の方々以外にも利用される方がけっこういらっしゃるのですよね。そういう意味では秘境具合は少し低めでしょうか(苦笑)?
外から見る駅は自然に囲まれ秘境感高め?

川沿いの道へ出てみると、はっきりと武庫川の上に線路&ホームがあるのがわかりますね。

少し離れたところから見てみよう~と温泉橋まで行ってみました。駅からは川沿いに歩いて6分ほどです。

手前にエメラルドグリーンが鮮やかな水管橋があり、その向こうに橋梁線路と橋梁ホームが見えていますね。山々の緑に映えて清々しい写真が撮れました~。
バリアフリー化の工事にいよいよ着工

前述しましたが、武田尾駅には現在階段しかホームにあがる術がありません。しかも数段ではなくけっこうな段数があり、住民の方なども困られていたようです。
しかし!よーーーうやく!バリアフリー工事が始まるとのニュースが少し前にありました(拍手喝采)。

そして、駅にも4月からその工事に着手するとの貼り紙がありましたよ(コミパスタッフが伺った時にはその様子はまだないようでしたが…)。エレベーターの新設とトイレなどの駅設備改良も行うようです。

貼り紙のイメージパースを見る限り、このあたりにエレベーターができるのでしょうか。秘境度は少し下がるかもしれませんが(苦笑)、より利便性の高い駅になるなら歓迎したいですね。
ぜひこれから気持ちのいい季節&大型連休が待っていますので、廃線ハイキングや温泉に秘境駅探索もくわえて、おでかけしてみてください。
ちなみに、以前にご紹介した武田尾グルメ記事はこちら。ぜひあわせて足を運んでみてくださいね。
【宝塚市 武田尾グルメ】たっぷりの自然に囲まれた『畑熊商店』で食べられる「赤の他人丼」ってどんな丼???
【宝塚市 武田尾グルメ】種類豊富で迷っちゃう!こだわりソフトクリームやドリンクが楽しめる『ひなたぼっこ』
以上、宝塚の情報を発信する宝塚コミパ通信KAでした!
JR武田尾駅
兵庫県宝塚市玉瀬字イズリハ1番地